1995年7月、大阪で起きた東住吉事件を皆さんはご存じでしょうか?
当時逮捕された青木恵子さんと同居人だった朴龍晧さんには無期懲役刑が言い渡されて、20年以上も牢獄に入れられていましたが、
2016年にまさかの再審無罪が確定し、お二人は再び社会に戻ることになりました。
社会に戻ってから早一年経ちますが、青木恵子さんは現在どのようにして生計を立てているのでしょうか?どんな職業に就いて、どんな仕事をこなしているのでしょうか?
もう気になって仕方がないので・・・早速調査していきます!!
ほか、青木恵子さんの息子さんに関する情報も調べていきますよ〜
目次
青木恵子(東住吉事件)って現在どんな仕事しているの??
娘殺しの母親という汚名を着せられて20年以上ものあいだ牢獄に入っていた青木恵子さんですが、
再び社会に戻ってからは一体どんな仕事をされているのか??
とっても気になりますよね!?
実は2017年12月18日に放送された「NHKスペシャル」に青木恵子さんが登場しますが、番組中に現在の職業について公表されるかもしれませんよね??
ただ、公表されなかった場合は・・・ちょっと想像してみるしかありません(笑)
まぁ〜現実的に考えると、いくら冤罪だったとはいえ、一般的な会社は彼女のような人員をこころよく雇い入れるなんてちょっと考えにくいです・・・
そう考えると、現在はどうやって生計を立てているのか?と言われれば、
オフィスビルなどの清掃の仕事や人手不足が続いている介護関係の仕事などに従事されている可能性は高い!と考えました。
特に青木恵子さんは80代の両親の介護もされているという話ですので、介護職などはまさに仕事が両親への親孝行に直結する職業ですよね??
ただ、実際のところはチラシ配りの仕事や、過去の自分と同じ境遇にいる方々(冤罪を訴える人)への支援活動などを手がけているようですね。
もちろん両親の介護もありますので、仕事に介護に・・・っとハードスケジュールなのでしょうが、あえて忙しい日々を過ごすことで心のバランスを保っているとも言われています。
ところで、それだけでは到底満足のいく生活はできないのでは??という意見が出てきそうですが、実は彼女たちは再審無罪が確定してから刑事補償を受け取っています。
その額はなんと9190万円です。
刑事補償については以下の通りで、
刑事補償法は、不当に身体拘束された場合、1日当たり上限1万2500円を国へ請求できると規定。2人は95年9月の逮捕から15年10月の釈放まで7352日分を請求していた。
引用:朝日新聞
つまり、上限12500円☓7352日=9190万円という計算です。
しかも、青木恵子さんの同居人で同じく再審無罪が確定した内縁の夫(朴龍晧:ぼく・たつひろ)さんにも同額が支払われていますので、
総額は1億8380万円
という計算になります。
たしかに、無罪にもかかわらず有罪判決を言い渡されて20年以上も牢獄に入れられていたわけですから、このぐらいの金額は妥当なのかもしれませんが、
後ほど解説する通り、今回の事件にはいくつかの不可解な点が残る、ちょっと怪しい事件だと当時は話題になっていました。
東住吉事件の概要についておさらい!
「東住吉事件」といえば、今からもう20年以上も前の事件ですので、事件の概要を覚えていない方も多いでしょうし、そもそもこの有名な事件を知らなかったという若者も多いはずです。
そこで「東住吉事件」についておさらいしますが、
東住吉事件は1995年7月22日に大阪府大阪市東住吉区で発生した事故及び冤罪事件です。
ある民家で火災が発生し、当時11歳だった小学校6年生の女児(青木めぐみさん)が死亡しました。当初は自然に起きた火事による被害だということで捜査を進めていましたが、捜査が進むに連れて故意に起きた放火による殺人事件ではないかという疑いが強まってきました。
そこで疑われたのが、女児の母親(青木恵子)でした。
なぜ母親が疑われたのかというと、2人の同居人であった内縁の夫(朴龍晧:ぼく・たつひろ)さんが自ら犯行に及んだと自白したからですね。
後に続いて青木恵子も同じように自白し、今回の火災は事故ではなく事件だと裁判で扱われました。
犯行に及んだ2人に言い渡された判決は、
無期懲役刑
それから2人は約20年間以上も牢獄で過ごすことになります。
東住吉事件はなぜ有罪から無罪に変わったの!?
さて、意図的に火事を起こし、我が子を死に追いやったという罪で無期懲役刑という判決は出ましたが、最高裁判所で無期懲役が確定したのは2006年。
それから3年後の2009年、なんと青木恵子さんと朴龍晧さんは東住吉事件の再審を要求したのです。
さらに3年後の2012年、当時の捜査方法が不自然だという理由で再審が開始されて、2016年に再審の結果が言い渡されました。
再審結果は無罪
「東住吉事件」の大まかな概要はこんな感じですね!
つまり、この一連の流れを見ていただければわかりますが、青木恵子さんと朴龍晧さんは無罪にもかかわらず、有罪判決を言い渡されて20年以上もの間、牢獄に入れられていたわけです。
朴龍晧はなぜ自白したの?保険金目的ってどういうこと!?
東住吉事件が起きたのは1995年7月ですが、捜査が急ピッチしたのは4年後の1999年、朴龍晧さんが自白した年でした。
朴龍晧さんは4年間も口を塞いでいたわけですが、なぜ急に犯行を認めて自白したのでしょうか??
これについてご本人は以下のように語っています。
「警察にうその自白をしたことは人生最大の後悔だ」
つまり、本来は犯行に及んでいないものの、警察からの拷問を免れるために嘘の自白をしたと主張されています。
ただ、この一文だけをみれば警察側の捜査能力に問題があったと捉えられてしまうかもしれませんが、朴龍晧さんと青木恵子さんにはそれぞれ不可解な点があったのです。
まずは、青木恵子さんが当時は小学生だった娘や息子に、災害死亡保険金(生命保険)をそれぞれ1500万円と2000万円かけていたことです。
つまり、保険金目的で殺害したのではないかと疑われていたわけです。
それもそのはず。
当時、青木恵子さん達には400万円もの借金があったにもかかわらず、なぜ子供に多額の生命保険などをかけていたのか??ごく一般的に考えるとおかしな話ですよね!?
ただでさえお金に余裕のない家庭が、2人の子供に多額の生命保険をかけるなんて、ちょっと考えにくいですよね!?
さらに、多額の借金があるにもかかわらず、4050万円のマンションを仮契約するなど・・・ちょっと常識を逸脱した行為も相まって疑惑が持たれていたわけです。
この話を聞いたときに感じたことは、たしかに怪しいの一言でした。ちょっと世間の常識から外れすぎているところがあり、子供達の保険金がおりてくると考えれば・・・
たしかに辻褄が合うからです。
また、それだけではありません!!同居人だった朴龍晧さんが、亡くなった青木めぐみさんに性的虐待を加えていたことです。コチラは朴龍晧さんご本人も認めています。
ホントにヒドイ話ですが、当時小学生だった青木めぐみさんに対して常習的に性的虐待を加えていたようですね・・・
もうここまでのストーリーから察するかもしれませんが、いくら無罪を主張したところで有罪だと言われてもおかしくないことが素人目線でもわかりますよね??
ただ、警察側が再審した結果、自然に火災が発生したという結論にいたり、2016年に2人は再審無罪が確定しました。
事件から20年以上も経ってから冤罪だったと判明し、無罪で再び社会に戻るなんて・・・ちょっと現実的ではないというか、もうドラマの世界を想像してしまいます・・・
ただ、いまだにスッキリしない部分も残り、大阪で起きた「東住吉事件」という出来事は今後も語られていくのではないでしょうか??
青木恵子の息子の顔写真はコチラ!
さてさて、東住吉事件について長らく語ってきましたが、青木恵子の息子さんがどんな方なのか?気になった方も多いはずです。
まずはコチラの有名な写真ですが・・・

青木恵子さんの再審無罪が確定し、刑務所から釈放されて息子と抱き合っているシーンですね。
残念ながら息子さんの後ろ姿しか写っておらず、背中のドクロがちょっと不気味だと当時は話題になりましたね(笑)
事件の当時は8歳だった息子さんも今ではすっかり大きくなり、29歳になっています。もし息子さんの全面ショットが入手できましたら、ご紹介しますね〜
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!