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ゲド戦記で作中、主人公を騙したり恐ろしい魔法を使って世の中を支配しようとする悪役クモ。
そんなクモを初めて見た時は中年の女性という風貌で、悪女ながらもそこそこ品のあるキャラだと捉えていましたが、
物語の終盤、ついに真の姿を現し・・・その姿がなんとも怖すぎると話題になりました。
忘れられないぐらい記憶に残り、トラウマになりそう・・・という意見もあるぐらいです。
というわけで今回は、ゲド戦記の悪役クモの正体について暴露していきたいと思います。
また、気になる声優の情報なども載せちゃいます。
ゲド戦記のクモがトラウマになりそうで怖い!
さて、まずはゲド戦記に登場するクモが怖すぎるという話ですが、
個人的には普段の姿でも十分不気味なオーラを放っている怖い女性だと感じましたが、皆さんはいかがでしょうか?
このクモが物語の終盤で更なる変貌を遂げるわけですが、そのあまりの変わりように視聴者達は戸惑いを隠せず、
クモが怖すぎる
ちょっとトラウマになりそう
と話題になったわけです。
もうそこまで言われると、一体どんな姿なのか余計に気になるのが人間の本能ですよね?
ということで、トラウマになりそうな方は要注意ですが、噂のクモの変貌ぶりをチェックしていきましょう。
コチラがクモの正体です!
いかがでしょうか?
変貌しすぎてインパクト強いですよね・・・
ついでにもう一枚、
コチラがクモの最終形態です。もう気味悪くて見てられません(汗)
中には、千と千尋の神隠しに登場するカオナシに似ているという意見もあります。
たしかに雰囲気は似てますね。
ただ、カオナシは物柔らかな印象でもっと可愛らしい感じですよね。
要するにクモは、魔法の力を使って変貌前の姿を保っていましたが、本体は写真のガイコツのような姿だったというわけです。
クモの声優って誰なの?
あの不気味なクモの声を担っているのは一体誰なのか?
気になって調べたところ、かつてのスーパーアイドル・ジュリーの妻としても知られる女優の田中裕子さんでした。
田中裕子さんといえば過去のジブリ作品「もののけ姫」でもエボシ御前の声優を務めた経歴があります。
確かに、よく聞くとエボシ御前の声に似てますよね。
クモの性別が男って本当?
さて、一見女性のような風貌で田中裕子さんが声優をつとめるクモですが、
性別は男性です。
予備知識無く作品を観た方の大半はクモのことを女性だと勘違いしていますが、映画のパンフレットにも男と記載されていたようですし、原作でも男として登場しますので間違いありません。
また、ちょっとわかりづらいですが、映画の中でクモが自身のことを俺というシーンもありました。
では一体、なぜクモは男なのに、わざわざ女性と見紛うような声・容姿で描かれたのでしょうか?
これは私の個人的な意見ですが、制作者サイドがミステリアスで人知の及ばない恐ろしい存在としてクモを描写したかったからだと思います。
NARUTOの大蛇丸なんかもそうですが、中性的な風貌や振る舞いをするキャラクターは不死や永遠の命、強大な力を欲する悪役として描かれる事が多い印象です。
そして大抵の作品ではそのような欲求は禁忌として扱われます。
人間は自分達の理解や考えが及ばないものに対して恐怖心を感じるように出来ていると言われる為、中性的なキャラクターや両性具有のキャラクターに対して一種の神秘性や畏怖、普通ではない事に対する違和感や恐怖感、嫌悪感を感じるのではないか?というものです。
現在、世界的に性の多様性を尊重する社会へシフトしていく事を推奨していますが、根本にあるのは普通ではない人達、つまり男性の容姿をしているのに心は女性である人やその逆の人に対する差別意識の撤廃です。
そんな差別を撤廃させる為の運動が必要な理由・・・それは多くの人類がそのような属性の人達に偏見を持っているからでしょう。
逆に、ある文化圏では両性具有は神の使いともされています。
これは恐怖心や嫌悪感とは逆に、神秘性や畏怖の念を抱く事も「普通の人とは違うから」だと言えます。
制作者サイドの意図は定かではありませんが、原作通りの完全な男の容姿のクモより、中性的な容姿のクモの方がより怖く感じませんか?
あの妖艶な雰囲気がよりクモを印象付け、気になる存在たらしめていると思います。
これは人それぞれ解釈が違うと思うので、ぜひ物語を見て考察してみて下さい。
ハイタカとクモの関係について
物語を観ているとわかりますが、ハイタカとクモはお互いをライバル視しており、
中でもクモはハイタカに対して相当な恨みを持っているように感じます。
それもそのはず、クモは黄泉の扉(「生と死の境」と何度も言ってるやつです)を開いて、もっと強くなろうとしますが、ハイタカ(ゲド)に捕まって止められます。
クモもその場を立ち去り、あと一歩のところで大きな力を手に入れる機会を失いました。
クモの城でハイタカが
「悔い改めたのではなかったのか!」
と怒っているくだりでわかりますが、過去にクモが悪事をしでかしそうになっていたので止めた、それに対してクモが怒りを露わにしているということです。
クモにとってはこれ以上ないチャンスを潰されたわけですから、腹が立つのも当然ですよね。
ただ、やはりジブリ作品ですので、最後は正義のヒーロー(ハイタカとアレン)が勝ちましたね。
もう少しクモには踏ん張っていただきたかったのですが・・・。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
しまじろう
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