2017年夏の甲子園:第一日目、東筑高校(福岡)は済美高校(愛媛)と対戦しました。
東筑高校といえば、「石田伝説」が語り継がれており、今大会出場の投手の名前も石田ということで、前々から石田旭昇投手が話題になっていましたよね。
ということで、いざ試合をみていると
ちょっとコンロールが悪くないか?
という素朴な疑問が湧いてきました。
回を重ねるごとに制球力はよくなってきましたが、やはり途中で乱れるシーンが多々ありました。
そこで、東筑高校の石田投手のコントロールが悪い原因や、今後の課題について調べてみました。
東筑の石田投手のコントロール(制球)が悪い原因は?
済美高校(愛媛)との試合では、
初回にフォアボール、デッドボールで、いきなりノーアウト満塁というピンチに追い込まれます。
そして、まさかのワイルドピッチで、すぐに先制点を許してしまいました。
ここで試合をみていた方ならちょっと感じたと思いますが、
石田投手のコントロールが悪い
ということですよね。
ちょっと調べてみましたが、甲子園出場前から制球力が課題になっていたようで、大会初日からちょっと乱れた投球が目についていましたね。
当日は雨も降っていましたので、悪天候だったいうことも原因の一つでしょう。
しかし、それらを考慮したとしても、ちょっと体が思うように動かずに固かったですよね。
おそらく甲子園で制球が定まらない原因の一つは、
体が固い=緊張している
ということではないでしょうか?
まぁ21年ぶりに甲子園に出場する高校ですし、他の甲子園常連校などと違って石田投手も甲子園で投げるのは初めてですので、緊張するのも無理はないでしょう。
というか、石田投手以外の選手も全員が初めて甲子園の舞台に立つので、マウンドに出ている選手全員が緊張しているのではないでしょうか?(笑)
ちなみに、東筑高校の青野監督は選手としても、監督としても甲子園に出場した経験があります。
初回にワイルドピッチで1点を失った際も、とても冷静でした(笑)
あと考えられる原因は、石田投手がサイドスローだからということでしょうか(笑)
たしかにサイドスローは打者にとってタイミングを取りづらい投球フォームですし、横投げから鋭くキレる変化球などは甲子園に出る選手たちでもなかなか打てないでしょう。
しかし、肝心の制球が定まらなかったら、どうしようもありません。
そして、サイドから投げるだけに、制球しづらいというデメリットもあります。
サイドスローとは、制球しづらいリスクを伴っている代わりに、うまく放り込めれば打者のタイミングをズラすことができる投球フォームなんです。
東筑高校の勝敗が分かれたポイントは?
石田投手の悪送球や、味方のエラーなどにより、済美高校にチャンスを与えるシーンが多かったですが、
3回裏、センター阿部のファインプレーで、東筑高校に流れがきました。
4回表の東筑高校の攻撃、5番の盛田がソロホームランで1点を勝ち取り、
続いた6番:菊池も二塁打を放ち、すぐに2点を取り返し、4連打で一気に逆転しましたよね。
4回表で一気に流れは東筑高校に傾きました。
しかし、その後の4回裏の場面で、大雨により一時試合が中断になりました。
東筑高校としては、せっかく自分達に流れがきたのに大雨で試合が中断したことは誤算だったのではないでしょうか?
東筑:石田投手の今後の課題
- 甲子園という独特の雰囲気に慣れていないのか、体が固い(緊張している)
- 試合を重ねれば、制球力も安定してくるだろうという推測
- そもそもサイドスローなので、制球しづらい
- 投手に限らず、ピッチャー以外の選手たちも甲子園初出場で緊張している様子
東筑高校には特に目立った選手はいませんが、これまでの福岡大会も選手一人一人がのびのびとプレーしていたことで、チームの総合力が上がり、私立の強豪校を勝ち破ってきました。
甲子園の舞台でも、いつもの東筑モードになれば、きっと強豪相手でも渡り合えますし、冗談抜きに甲子園優勝もできるチームだと思っています。
また最新の情報が入りましたら随時更新していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
しまじろう
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