TBSのクイズ番組「クイズダービー」などで活躍した学習院大名誉教授の篠沢秀夫さんが、死去したという残念なお知らせが入ってきました。
「クイズダービー」では、珍答迷答ぶりで名物解答者として人気を博し「篠沢教授」の愛称で親しまれていただけに、寂しい気持ちになった方もきっと多いことでしょう。
また、難病の「ALS」と診断されながらも、闘病生活を送りながら精力的に活動されていた篠沢教授には尊敬の念を抱きます。
ところで、このALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病は一体どんな病気なのでしょうか??
また、篠沢秀夫さんの奥さんやお子さんなど家族構成も気になりますので、まとめて調査していきますよ〜
篠沢秀夫の嫁や息子など家族構成について!
まずは、篠沢秀夫さんの奥さんやお子さんについてですが、
奥さんは葬儀・告別式で喪主を務める礼子(れいこ)さんですね。
左の方が篠沢礼子さんですね。秀夫さんが必死に病と闘っているなか、いつもそばにいてサポートしていた雰囲気が写真から伝わってきます。
篠沢礼子さんについて、
- 氏名:篠沢礼子(しのざわ れいこ)
- 生年月日:1940年生まれ(2017年現在、77歳)
- 出身地:埼玉県
- 出身大学:学習院大学:仏文科
気になるお二人の馴れ初めについてですが、
礼子さんが学習院大学を卒業後、同大学の副手をしていた時に、当時、学習院大学の非常勤講師だった秀夫さんと出会い、恋に発展したという流れですね。
そして、1965年(礼子さんが52歳)に篠沢秀夫さんと結婚されました。
次に、篠沢秀夫さんには息子さんがいるという情報が出回っていますが、
実は篠沢秀夫さんには悲惨な過去があるという事実が発覚しました。
それは、実は今の奥さん(礼子さん)は再婚相手で、前妻はいましたが、
その元奥さんは篠沢秀夫さん自身が運転する車の交通事故で命を落としたということです。
さらに、その前妻との間に生まれた子供(息子)は健在なのか?というと・・・残念ながら息子さんまでも命を落としています。
名前は玄さんですが、
息子さんが14歳の頃、海難事故で惜しくも命を落としたというのです。
この海難事故について調べてみましたが、なんでも海水浴の際に高波にさらわれて、命を落としたようですね。
「クイズダービー」での笑顔の影にそのような経緯があったとは・・・この辛い過去を乗り越えてきたからこそ、あれだけの功績を残されているのでしょうし、礼子さんとも手を合わせて、ご自身の病とも正面から向き合ってこれたのでしょうね。
しかし、ここで話は終わりません!
それは、礼子さんには2人のお子さんがいらっしゃるからです。
以下、礼子さんの発言です。
医師からは「将来、人工呼吸器をつけ、24時間介護をするようになれば、人手が6人必要」とも言われました。一緒に話を聞いた娘も私もショックでしたが、夫はひょうひょうとしているのです。心の奥には病気を認めたくない気持ちもあったのでしょうね。「検査、検査で病気にさせられた」とも言っていました。
〜中略〜
娘や息子も吸引の練習をして、7月に家に戻りました。
引用:yomiDr.より
この2人のお子さんは、礼子さんと元夫の間に生まれた子供だということがわかります。
ということで・・・
篠沢夫妻には2人のお子さんがいますので、なにも礼子さん1人だけでなく、家族3人で力を合わせて秀夫さんをサポートしてきたというわけです。
礼子さんとしても、不意の出来事に当初は戸惑いを隠せなかったでしょうが、頼もしい子供に恵まれてご主人を支えてきたエピソードを聞いたら、ホントに感動しました。
篠沢秀夫のプロフィール!
- 氏名:篠沢秀夫(しのざわ ひでお)
- 生年月日:1933年6月6日(84歳没)
- 出身地:東京都大田区
- 出身大学:学習院大学(文学部フランス文学科)
- →東京大学:大学院(人文科学研究科仏語仏文学専門課程、修士課程修了)
- 職業:大学教授(学習院大学名誉教授)
大学院を経て、その後はフランスに留学し、パリ大学で仏文学を研究されていました。
1973年、学習院大の教授に就任、2004年には同大学の名誉教授に就任しました。
これまで数々のテレビ番組に出演してきましたが、なかでも「クイズダービー」での珍答ぶりは有名でしたよね。
司会の大橋巨泉さん、漫画家のはらたいらさん(いずれも故人)、女優の竹下景子さんらと長くレギュラーを務め、ユニークな解答ぶりで人気を集めました。ほか、保守派の論客としても活動していましたね。
これまで、 執筆された著書も多く、「フランス文学の楽しみ」「文体学の基礎」など、訳書もロラン・バルト「神話作用」、ピエール・キエ「バシュラールの思想」など多数あります。
ALSってどんな病気なの??
今回のニュースをみて気になった方も多いはずですので、ALSというのは一体どのような病気なのか?調べてみました。
ALSは、脳や末梢神経からの命令を筋肉に伝える運動ニューロン(運動神経細胞)が侵される病気で、難病の一つに指定されています。現在、日本に約8,300人前後の患者さんがいると考えられており、原因究明の研究が多くの研究者によって進められています。
引用:LIVE TODAY FOR TOMORROWより
このように解説されています。運動神経細胞が侵される病気ということで、
ALSという病気を簡単に説明すると、
歩いたり、物を持ち上げたり、飲み込んだりするなど、いろいろな動作をするときに、思い通りに身体が動かず、次第に筋肉がやせ細ってくるという病気ということですね。
ただし、
ALSでは運動ニューロンは侵されますが、知覚神経や自律神経は侵されないので、五感(視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚)、記憶、知性を司る神経には原則として障害はみられません。
引用:LIVE TODAY FOR TOMORROWより
つまり、思い通りに身体は動かせませんが、本を読んだり、音楽を聴いたり、食べ物を味わうということはできるわけです。
ALSという難病について、個人的に考えさせられたキッカケは、
俳優の三浦春馬さんが主演を務めたドラマ「僕のいた時間」でした。
主演の三浦春馬さんが難病ALSを患う主人公:澤田拓人を演じ、多部未華子さんや斎藤工さん、山本美月さんなど豪華なキャストを揃え、
今という時間を前向きに生きる若者をリアルに描いた感動のドラマです。
このドラマをキッカケに、「ALS」という難病を知った方も多いのではないでしょうか?
作中の後半では、三浦春馬さんが喉元にパイプのようなものをつけていましたが、あれはALSで運動ニューロンが侵されると、呼吸筋が次第に弱くなって呼吸が困難になったり、うまく発声できなくなりますので、
生きていくため、人と会話するために必要なものなんです。
「命を題材にしたドラマ」で、こんなに感動するドラマは他にないという名作だと思いますので、まだ観たことがない方はぜひご覧になってください。
篠沢秀夫についてまとめ!
篠沢秀夫さんの残念なお知らせを受けて、
クイズダービーメンバーが次々に亡くなられていくのは寂しい・・・
という声も多数見受けられますが、それだけ皆が大好きだった番組とメンバーだったということがわかります。
最後になりましたが、ご冥福をお祈りいたします。
しまじろう
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