魔法少女まどか☆マギカってどんな話?!非オタクが簡潔にまとめてみた

魔法少女まどか☆マギカ

こんにちは!ココナッツです!

少し前に、ロシアの女子フィギュアスケート選手で平昌五輪金メダリストアリーナ・ザギトワ選手が、スマホゲーム「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」のCMに出演し、話題になりました。

ザギトワ選手は日本のアニメが大好きなので、さぞ光栄だった事でしょう(と思いたいですね)

さてさて、度々話題になるこの「魔法少女まどか☆マギカ」というアニメ作品、どんな作品か皆さんはご存知でしょうか?

「魔法少女まどか☆マギカ」で検索すると出てくる、少女向けアニメのような絵柄に抵抗を感じてしまう方もいるかも知れませんが、

この作品、内容は凡そ少女向けとは言い難い作品なんです。

そんな魔法少女まどか☆マギカ、通称まどマギに対して

「どんな話?」「まだ見た事がないけど興味があるわ!」「どんな話かだけ簡単に知りたいわ!」

という方々向けの入り口となるべく、非オタクの私が簡潔にまとめてみました!

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ほんわかした絵柄は陽動?!急展開で視聴者の度肝を抜き、話題となった作品

魔法少女まどか☆マギカ

「どんな願いでも1つだけ叶えられる」という条件で、人類の敵である魔女と戦う事になった魔法少女達を描いた作品です。

鹿目まどか・暁美ほむら・巴マミ・美樹さやか・佐倉杏子という5人の魔法少女と、可愛らしい外見の地球外生命体キュゥべえがストーリーの主軸となります。

※写真のピンク色の髪が鹿目まどか、黒髪が暁美ほむら、金髪が巴マミ、青髪が美樹さやか、赤髪が佐倉杏子です。

地上波で初めて本作を見た人達はきっとセーラームーン的なノリの美少女戦士モノと思ったに違いありません。

セーラームーンも初期は月野うさぎ・水野亜美・火野レイ・木野まこと・愛野美奈子という5人のセーラー戦士に加え、ルナアルテミスという人語を理解する可愛らしい猫ちゃんを中心にストーリーが展開されていきますから。

事実、三話目ぐらいまではそんな雰囲気でした。

ですが、某衝撃のシーンで当時の視聴者は騒然となります・・・。

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マミる(マミった)というネットスラングを世に生み出した第三話

魔法少女まどか☆マギカ

※以下よりネタバレ含みます

主人公・鹿目まどかと友人の美樹さやかは先輩巴マミキュゥべえから魔法少女になる誘いを受け、各々の理由で魔法少女に興味を持ちます。

まどかは謎の転校生であり、魔法少女でもある暁美ほむらからの「魔法少女になる契約をしてはいけない」という旨の忠告が気にはなっていたものの、

魔法少女であるマミの活躍を目にし、憧れを抱きます。

三話の終盤で「魔法少女になる」というまどかの決意を聞いたマミは、それまで孤独だった自分に仲間が出来た事を喜びます。

仲間が出来た喜びを胸にルンルン気分で魔女と戦っていたマミ・・・

そんなマミですが

「お菓子の魔女シャルロッテ」との戦闘でまどかとさやかの眼前で頭部を食い千切られ、死亡します。

この第三話の衝撃のシーンで、本作がセーラームーン的なノリの美少女戦士モノでない事を視聴者は悟ります。

以降はエンディングの映像もダークな雰囲気のものに変更され、物語の雰囲気はガラリと変わります。

マミの死を目にして魔法少女の過酷さを痛感し、躊躇う鹿目まどか。

「好きな人の病気を治す」という願いを叶える為に魔法少女になる決意を固める美樹さやか。

自分の為だけに魔法を使う魔法少女・佐倉杏子。

謎の転校生であり、魔法少女である暁美ほむら・・・。

主要キャラである彼女達のその後、そして魔法少女の秘密と物語の本筋が第四話以降より明かされていきます。

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魔法少女の秘密と物語の本筋

魔法少女まどか☆マギカ

※画像はキュウべえこと地球外生命体インキュベーターです。

魔法少女達が戦う魔女ですが、その正体は何と絶望の果てに心が闇に支配され、異形の姿となった元魔法少女達なのです。

魔法少女が絶望して魔女になる際、その負の感情が莫大なエネルギーに転換される為、そのエネルギーを宇宙の延命に利用する目的で、地球外生命体インキュベーター、通称キュゥべえが「魔法少女にならないか」と言葉巧みにまどか達を勧誘していたのです。

つまり、キュゥべえにとっての魔法少女はただのエネルギー源でしかなく、絶望して魔女になってくれる事こそが目的だったのです。

可愛らしい外見の地球外生命体キュゥべえですが、暁美ほむらが毛嫌いし、殺そうとまでした理由がこれです。

また、魔法少女になる契約を交わすと、その者の魂はソウルジェムと呼ばれる宝石状のアイテムに移されるのですが、ソウルジェムが肉体から100メートル以上離れると死んでしまうという事実等、魔法少女の契約に際してキュゥべえが秘匿にしていた事実は数多く存在します。

余談ですが、キュゥべえが第四話の序盤辺りで「天涯孤独の巴マミがいなくなっても、誰も気にかけない」といった旨の発言をし、ふと孤独死や無縁死を連想し、怖くなりました。

ある意味、今まで見たアニメの中で一番怖いセリフだったかも知れません・・・。

そんなキュゥべえにそそのかされ、魔法少女になった美樹さやかは、魔女の正体を知らぬまま数々の出来事で絶望を味わい、魔女となります。

一度魔女になってしまったら戻る術はなく、何かとさやかを気にかけていた佐倉杏子の自爆魔法で共に絶命します。

そして謎の転校生暁美ほむらの正体がいよいよ明らかになり、物語は一気に結末まで進みます。

ほむらの正体、それは時間操作の魔法で未来から過去に戻ってきたまどかの友人であり、

最強の魔女「ワルプルギスの夜」との戦いでまどかが戦死するのを目にした事で、

「まどかとの出会いをやり直し、彼女に守られる私じゃなく彼女を守る私になりたい」という願いと引き換えに魔法少女になる契約を結びました。

まどかが魔法少女になる事に最後まで反対していたのも、タイムリープを繰り返す中でまどかを魔法少女にさせない事が最良の策であると悟ったからなのです。

巴マミ・美樹さやか・佐倉杏子の死は阻止出来なかったものの、大事な友人であるまどかを魔法少女にさせない事に成功した暁美ほむら。

たった一人で最強の魔女「ワルプルギスの夜」に挑む事になり・・・

この続きは物語の結末になりますので、気になった方は是非作品をご覧になるか、ネタバレサイト等をご覧ください。

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まとめ

本作「魔法少女まどか☆マギカ」は話題になっただけあり、非常に見ごたえのある作品です。

個人的には敵である魔女のデザインがコラージュを駆使した芸術的なタッチで、かなり衝撃的でした。

これは他のアニメにはあまりない斬新な試みだったと思います。

劇団イヌカレーさんのデザインだそうで、異質な物である事を強調する為、あえて主要人物たちと異なるタッチで表現されているそうです。

魔法少女まどか☆マギカ

どうですか?家に飾りたいぐらい芸術的ですよね・・・。

絶望を抱え異形の魔女と化した魔法少女達の成れの果ての姿・・・という点にも芸術性を感じてしまいます(ってその発想怖いわ)

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

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