結婚・出産は国民の義務?谷川とむ氏・杉田水脈氏の発言から感じる政治家の思惑

こんにちは!ココナッツです!

杉田水脈議員に続き、谷川とむ議員がインターネットTVにて多様性を認めないわけではないが、法律化する必要はない。同性愛は『趣味』みたいなものと発言し、ひと悶着ありそうな雰囲気が漂っています。

この発言は同性愛を否定する物ではありませんし、少し騒ぎ過ぎかな?とも思いますが、よくよく発言を掘り下げてみると根底の部分は杉田水脈議員と似た価値観をお持ちのようで、要するに「子供バンバン産んでくれないと国が崩壊する」との考えです。

同性愛は趣味・・・う~ん。

番組の中で「男が男だけ、女が女だけ好きになるとなったら、多分この国は……」と言いかけたとの事ですが・・・

崩壊するって言いたいんでしょうけど、では谷川さん・・・

異性愛者であるあなたは男性を性的な意味で好きになれますか?

おそらく無理でしょう。

性的指向ってそんなに簡単に変わるものではありませんし、圧倒的多数派は異性愛です。

「趣味」の一言で片付けるのは少々乱暴ではないでしょうか?

よって、同性婚の是非と子供の数は関係が無いと思います。

あるいは、同性愛の方々にも無理矢理異性と結婚して貰い、子供を作って欲しいというのが本音でしょうか?

それだと多様性を認めていない気がするのですが・・・。

谷川氏曰く、同性愛は趣味なので、趣味を変えろという事でしょうか?

・・・少々前置きが長くなりましたが、私が杉田水脈議員や谷川とむ議員の発言からヒシヒシと感じるのは、近年の少子化傾向や晩婚化によって引き起こされた諸問題の責任を国民に押し付けるかのような論調です。

今回はこの点に関してお伝えしたいと思います。

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少子化問題は国民の責任?

妊婦

杉田議員にしろ谷川議員にしろ、子供を産んで育てる事を賛美し、過剰に推奨しているように感じます。

国民に結婚・出産を公人としての影響力を以ってしてまで推奨されているのですから、お二方はさぞたくさんのお子さんを育て上げられたのでしょう

では、一体何人のお子さんを育て上げられたのでしょうか?

なになに?杉田議員は1人、谷川議員は1人・・・。

公式には合計2人ですね。

金銭的にも裕福であり、社会的地位も高いお二人なのに、一体どうして4人ぐらいお子さんがいないのでしょうか?

議員ともあろうお方が、お国の為にもっともっと子供を作るべきだったのでは?

4人のお子さんを大学に行かせるだけの学費、捻出出来るでしょう?

海外旅行?そんな事の為にお金を使っていないで、日本の生産性を高める為、子供に係わる費用に充てて下さい。

我々庶民には低賃金であっても子供を2人3人育てろとおっしゃるのに、あなた方は1人なのですか?

何か理由でもおありなのでしょうか?

・・・確かに、子供を産んで育てる事は素晴らしいですし、私もそう感じます。

ですが、上の方で私が書いたように、子供の数に関して意見される事、杉田議員と谷川議員はどうなんでしょう?

少なくとも気分は良くないでしょう。

人にはそれぞれ事情があり、考え方や価値観も異なります。

社会の変化労働環境の悪化等には言及せず、ただ闇雲に「子供を産め」と言われても納得出来ませんよね。

例えば、プレミアムフライデーなんて、あってないようなものじゃないですか?

労働時間や営業時間に関して何ら罰則が無ければ、政府の言う事なんて誰も聞きませんよ。

お次は独身税でも徴収されますか?

一体全体、誰の為の政治なのでしょうか。

国を想う気持ちは、国民を想う気持ちとイコールである必要があると私は考えます。

「国破れて山河あり」とは言いますが、国民あっての国ですから。

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まとめ

少子化問題に対しての個人的な見解ですが、国民の意識の方を変えるのではなく、結婚制度の在り方労働環境の改善の方が先なのではないか?と感じます。

そもそも私は、今の日本は適正人口を超えていると感じる人間なので、人が少なくなる方が個人的には嬉しいです。

今後は人口が少なくても持続可能な社会についても考える必要があるように思います。

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

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