伊勢神宮お蔭参り!日本人なら一度は行くべき神道の聖地について調査

伊勢神宮

初詣シーズンになると、今年はどこへ行こうかと毎年悩みませんか?

地元の小さな神社で簡単に済ませるか、少々遠出して大きめの神社(関東なら明治神宮、関西なら伏見稲荷など)に行くか・・・。

もちろん、お寺という手もあります。

明治時代に神仏分離令が発令される以前は神社もお寺も明確な区別はありませんでした。

神社とお寺の違いは祀っているのが「神様か?」「仏様か?」という点であり、どちらも尊い存在として崇められていたからです。

とは言うものの、多くの人でごった返す初詣はどこへ行こうが疲れますよね。

罰当たりかも知れませんが、せっかくの正月、家でのんびり過ごしたい気持ちの方が強いですから(笑)

しかし、骨の髄まで日本人である所以でしょうか・・・「初詣に行かない」という選択に罪悪感を感じるんですよね・・・。

そんな罰当たりな私がかの有名な伊勢神宮に参拝する機会があり、お伊勢さんの事前情報を収集する中でふと思った事があります。

それは・・・

伊勢神宮に参拝すると罪悪感を感じずに初詣をサボれるのではないか?

というものです。

どういう事かと言うと、

「日本神道の圧倒的聖地である伊勢神宮に参拝したら、そのご加護は他を凌ぐ程強力な為、数年初詣をサボったぐらいではお咎めなしとされるんちゃうか」

というものです。

無論、公式に発表されている事ではありません。

ですが、江戸時代には庶民の間で伊勢神宮に参拝する所謂お蔭参りが半ば義務とされていたそうで、一生に一度の一大イベントと位置付けられていたそうです。

その重要性の高さは「来月、お蔭参りに行くから」の一言で強制有給が取得出来る程だったとか(裏山)

そんな江戸時代の庶民が一生に一度行けるか行けないかという伊勢神宮へ、現代日本に住む私達は電車や車でぱぱっとアクセス可能なんです!

そして、そんな圧倒的聖地にまだ行った事がない日本人は大勢います。

要するに、そのような伊勢神宮未参拝者より伊勢神宮参拝経験者の方が既により大きなご加護を受けているというわけです。

そうなれば、初詣に行けなかったとしても「去年伊勢神宮に参拝したし、まだ未参拝者よりご加護指数は上なはず」という免罪符的な気持ちを持つ事が出来るんです(笑)

毎年行けるなら初詣に行くべきかも知れませんが、仕事がある人や、家でごろごろしたい人、帰省中の人など、色々事情があるかと思います。

そんな時に変な罪悪感を持たない為に、是非とも伊勢神宮へ足を運んでみましょう!

というわけで、今回は日本神道の聖地・伊勢神宮について調査しました。

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伊勢神宮について

伊勢神宮

伊勢神宮とは通称であり、正式名称は神宮です。

太古より宇佐神宮(古代)や石清水八幡宮(中世)と共に二所宗廟(にしょそうびょう)の一つとされ、日本の神社の頂点に君臨していましたが、近代社格制度(旧社格)では「全ての神社の上にあり、社格のない特別な存在」としてさらに別格扱いとされました。

その流れを汲む形で、第二次世界大戦以後は宗教法人神社本庁発足に伴い、全国神社の本宗とされました。

正宮は内宮(ないぐう)外宮(げぐう)が存在し、内宮の主祭神は皇室の祖神にして日本国民の総氏神、八百万の神の頂点に君臨する天照大御神(あまてらすおおみかみ)です。

内宮の神秘的な雰囲気は格別で、非常に厳かな空気が漂っています。

近隣におかげ横丁という土産物屋街がありますが、宇治橋を渡ると全くの異世界に突入した感があります。

一方、外宮の主祭神は衣食住の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)です。

神様にランクをつけるのは失礼かも知れませんが、一般的には天照大御神より格下とされています。

ですが、参拝する際は外宮から先に参って下さい。

一般的な神社では格の高い方から順に参拝する事が多いのですが、伊勢神宮の参拝ルールは他と異なり、格の低い外宮の方から先に参ります。

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境内の規模

伊勢神宮には内宮と外宮を含め計125もの社が存在します。

その境内は三重県の伊勢市、度会郡大紀町、玉城町・度会町、志摩市、松阪市、鳥羽市、多気郡多気町の4市2郡に及び、面積は約5500ヘクタールです。

どれぐらい広いかと言うと、

世田谷区とほぼ同じ面積

との事です。

で、でかっ!

境内の広さが一つの自治体と同規模とは・・・改めて伊勢神宮の偉大さ、太陽神・天照大御神のご加護の凄さを感じずにはいられません。

その全てを参拝する事は不可能に近いと思われますので、ライトお伊勢参りをご希望の方は外宮からの内宮参拝ルートに留めておきましょう。

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まとめ

伊勢神宮がいかに厳かなパワースポットであるかについて調査しましたが、いかがでしょうか?

偉大なお伊勢さんのご加護を受けられたのであれば、初詣の1回や2回、すっ飛ばしても罰は当たらないと思いませんか?

「その発想がそもそも罰当たりやんけ!」というツッコミはさておき、日本人なら一度は行くべき神社である事に変わりはないので、初詣や旅行の行先に迷われた際は是非伊勢神宮に行く事も選択肢に入れてみて下さい。

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

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しまじろう

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お風呂大好きな当サイトの総合管理人。サイト名通りお風呂上がりの更新を心がけていたものの、今やそんなの関係ねぇ状態に。