映画『プラダを着た悪魔』の鬼編集長?アナ・ウィンターについて調査

プラダを着た悪魔

アン・ハサウェイ主演の映画『プラダを着た悪魔』で、プラダを着た悪魔とされる鬼編集長役を大女優メリル・ストリープが演じました。

ファッションやハイブランドに興味がない方はご存知ないかも知れませんが、

メリル・ストリープが演じたこの鬼編集長役には実在のモデルが存在していると言われています。

それが雑誌『VOGUE』の編集長アナ・ウィンターです。

というわけで今回は「氷の女王」や「ファッション界の女帝」として畏怖されているアナ・ウィンターについて調査しました。

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アナがモデルとされている『プラダを着た悪魔』のミランダはどんなキャラクター?

youtubeにあらすじから結末まで綺麗にまとめられている動画を発見したので、以下ご覧ください。

※ネタバレ含みます※

アナ・ウィンターがモデルとされている鬼編集長のミランダですが、

仕事に対する要求レベルが非常に高い女性であると言えます。

気難しく冷たい印象を与えますが、アン・ハサウェイ演じるアンドレアが努力した結果認められていく過程で冷たいだけではない彼女の人間性が伝わってくるように思います。

ミランダのモデルはアナ・ウィンターで決まり?

原作者のローレン・ワイズバーガー氏は世界的に有名なファッション雑誌『VOGUE』にて編集長アシスタントをしていた経歴を持ちます。

そしてこの雑誌『VOGUE』はファッション界に絶大な影響力を持つアナ・ウィンター氏が編集長として長年その座に君臨しています。

著者は『プラダを着た悪魔』のモデルがアナである事を否定していますが、

これは確実にアナ・ウィンターがモデルでしょう(笑)

以下の動画をご覧下さい。

これはアナ・ウィンターとメリル・ストリープの対談ですが、

この対談の中でメリル・ストリープに対して「今までで一番演じるのが難しかった役は?」という質問をするとろこで、アナとメリル双方が吹き出し笑っています。

これは『プラダを着た悪魔』で演じたミランダのモデルがアナであるとされている事に対してのリアクションであると思われます。

アナ・ウィンターってどんな人なの?

そんなアナ・ウィンターの生い立ちですが、彼女は1949年ロンドンの裕福な家庭に生まれました。

彼女のトレードマークであるボブスタイルは何と14歳から!

髪型は今なお一切変わっていないという徹底ぶりです。

この頃から高級ヘアサロンに通い、私服は高級ブランドばかりという生活を送っていたそうですから驚きです。

大学には進学せず、高校を中退した後ファッションの世界に身を置いた彼女は、

持前のバイタリティとファッションに対する鋭い視線を武器にファッション界の女帝として君臨するまでに至りました。

無論、女帝への道のりは平坦ではなく、ライバルを蹴落とす為に汚い手を使った事や男性上司にかなり媚びていたという噂や証言も多々あります。

また、良家の子女である彼女は「働かざるとも食うに困らない」程の財力を生まれながらに持っている故、仕事は完全に趣味のようなものだそうです。

いやぁ~羨ましい限りです(笑)

また、仕事に対しては野心家で妥協を許さない彼女ですが、意中の男性の前では子猫のようになる欧米版ぶりっ子であるという意外な面も持ち合わせています。

いやぁ~ここまで悪い評判が多い人も珍しい・・・

そんなアナ・ウィンターに73の質問をしている動画が以下のものです。

百閒は一見に如かずですが、動画内で彼女は

「(私に関する噂は)全部本当よ」

と豪語しています。

もうここまで来るとカッコイイと言うか潔いですよね。

事実とは異なる噂ももちろんあるはずですが、細かい言い訳はせずどっしり受け止めているような印象を受けます。

ファッション界の女帝アナ・ウィンター語録

ファッション界の女帝アナ・ウィンター語録を少しまとめてみました。

「あなたの仕事に就きたいです」

雑誌『VOGUE』の面接にて編集長にどんな仕事がしたいか?と尋ねられた際のアナの回答です。

社長面接でどんな「仕事がしたいか?」と尋ねられて「社長になりたいです」と回答するようなものです。

凡人とは度胸が違います・・・。

「私はアナ・ウィンターだから」

人気モデルのシンディ・クロフォードを雑誌の表紙に採用しなかった理由を尋ねられた際の回答です。

女帝ですから、誰を雑誌の表紙に選ぶか決めるのは世間の人気ではなく彼女の感性です。

「あなたが自分自身や自分の仕事について情熱的で他人に伝えることができなければ、誰もそれを評価しない」

自分自身が情熱を持って取り組んでいない仕事は評価されないというもの。

少々汚い手を使ってでものし上がってやろうという気概も情熱に値するのか?という疑問もありますが、やれる事は何でもやって来た彼女が言うとそれも「死に物狂いの情熱」に感じますよね。

「物事を迅速に決めるのが好き。それで威圧的と思われるのは残念だわ」

アナは無駄だと思ったものはそのコストや労力に関係なくバッサリ切り捨てる事で知られています。

過程やどれだけ努力をしたかに興味はなく、完全なる結果主義者です。

個人的には彼女の悪い噂はこの意思決定の素早さではないかと思っています。

「無駄な労力を割くことになった同業者や元部下の恨み節説」といったところですかね。

いずれにせよ、アナ・ウィンター女史は絶対的に「自分の軸」というものを持っている人だという事が発言の節々から感じられます。

仕事で成功し、ファッション界で女帝と崇められるまでになるには自分軸がブレない事が大切なのかも知れませんね。

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

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