安室奈美恵と山口百恵!伝説的歌姫の幕引き比較

こんにちは!ココナッツです!

ここ最近、芸能活動の自粛や引退が相次いでいますが、最もセンセーショナルかつ大々的に報じられたのは安室奈美恵さんの引退報道ではないでしょうか。

今の10代の若い子達にとっては安室ちゃんが「綺麗でスタイルの良い妙齢のお姉さん」でしかないそうですが、全盛期の凄まじい人気を知らないので、致し方ないと思います。

逆に、ある記事で「人気絶頂のまま、若干40歳で芸能界引退」という記述を目にし、それもちょっと違うような気がしました。

私個人としては、「一定の人気を維持したまま、40歳という節目の年齢で惜しまれつつも引退」という言葉が一番しっくり来ます。

全盛期のあの凄まじい人気を否定したくありませんし、10代からキャリアをスタートして40歳での引退に若干という言葉は似つかわしくないように感じたからです。

そして、そんな安室ちゃんの引退報道を連日目にし、伝説のアイドル山口百恵さんの電撃引退をふと思い出しました。

私が物心ついた頃には百恵ちゃんは既に引退していましたが、ダウンタウン松本人志さんのファン話やアニメ「ちびまる子ちゃん」の中に度々登場する百恵ちゃんの存在等により、TV番組の中で百恵ちゃんの名前を耳にする機会が多く、兼ねてより興味を持っていました。

加えて、両親が百恵ちゃんファン。実家に引退コンサートのビデオテープ(死語?)が眠っています。

そんな今なお語り継がれる伝説の歌姫・百恵ちゃんと、2018年9月16日をもって引退し、これから伝説となるであろう安室ちゃんが私の中でシンクロしたのです。

と、いう訳で本日はそんな伝説的歌姫2人の軌跡を調査し、その幕引きを比較してみました。

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歌姫・安室奈美恵の軌跡

安室奈美恵

小学校5年生の時に沖縄アクターズスクールの校長にスカウトされた安室ちゃんは、中学2年生でスーパーモンキーズのメンバーに抜擢されます。

※余談ですが、アクターズスクールまで片道1時間半の道を徒歩で通っていたという逸話があります。持って生まれた才能のみならず、実に努力家です。

デビュー後は音楽番組やドラマ、バラエティ番組等で活躍するもヒット曲にはあまり恵まれませんでした。

転機が訪れたのは1995年、「TRY ME〜私を信じて〜」のスマッシュヒット。

その後、「太陽のseason」でスーパーモンキーズを脱退し、ソロデビューしました。

以降はヒットメーカーである小室哲哉氏とタッグを組み、「Body Feels EXIT」「Chase the chance」「Don’t wanna cry」「You’re my sunshine」「SWEET 19 BLUES」「a walk in the park」と今なお歌い継がれる名曲の数々を連発し、名実共に黄金期を築きます。

またこの頃、安室ちゃんのファッションを真似るアムラーが社会現象となり、ファッションリーダーとして同年代から圧倒的な支持を得ます。

沖縄生まれのクウォーターでスタイル抜群(恐ろしく小顔)の18歳前後の美少女・・・同年代が憧れるのも頷けます。

そんな安室ちゃんは1997年に自身最大のヒット曲となる「CAN YOU CELEBRATE?」をリリースし、その同年に妊娠結婚による活動休業を発表。

この曲はダブルミリオンを達成しました。

この頃に引退説も囁かれましたが、以降も活動を続け、アーティスト・パフォーマーとして当時と変わらないクオリティを維持し、アラフォーの今も美貌とスタイルをキープしています。

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歌姫・山口百恵の軌跡

山口百恵

百恵ちゃんは1973年にデビューし、森昌子さん・桜田淳子さんと共に「花の中三トリオ」と呼ばれました。

実年齢よりちょっと大人びた雰囲気のアイドルとして、徐々に人気を博していき、演技の面でも評価を得ていきます。

そして人気実力共に黄金期を迎え、誰もが認めるトップスターとなった百恵ちゃんは1979年に俳優・三浦友和さんと交際宣言し、翌1980年に結婚発表と芸能界引退を宣言したのです。

引退時は21歳(22歳の誕生日の約3ヶ月前)で、芸能人としての活動はわずか7年半程でした。

引退後は一切メディアに出る事もなく、マスコミからのオファーも断り続けているそうです。

※「ポスト山口百恵」と言われた中森明菜さんの記事はこちら

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伝説的歌姫の幕引き比較

安室ちゃん百恵ちゃん双方、少々経歴は端折りましたが、大きな相違点は出産後に活動を続けたかどうかです。

共に90年代(主に後半)と70年代(主に後半)を代表する、まさに「時代と寝た女」と言える2人ですが、「人の物になった」「母親になった」時点でアイドル・スターとしてのカリスマ性のようなものはどうしても落ちてしまいます。

そう考えた場合、結婚を機にきっぱりと引退した百恵ちゃんの方が、功績抜きにしてやはり伝説的な存在であると感じてしまうのです。

もし安室ちゃんが「CAN YOU CELEBRATE?」をリリースした人気絶頂期の頃の妊娠を機に引退していたならば、90年代の百恵ちゃんとして今以上に伝説化・神格化していた可能性は否めません。

もちろん、安室ちゃん自身がアイドルではなくアーティストとして音楽活動を継続した事は全く否定しませんし、素晴らしい事です。

元来ブラックミュージックに魅了されて音楽の世界に入った人ですから、当然の事だと思います。

ですがより伝説的なのはやはり百恵ちゃんであると思います。

やはり人気絶頂期に惜しまれつつ引退というのはものすごくインパクトのある事ですから。

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まとめ

伝説の歌姫幕引き比較、いかがでしたか?

引退のインパクトではやはり百恵ちゃんに軍配が上がりますが、アーティストとして成熟し切った安室ちゃんが40歳を目前に引退を決意した事は、今後加齢に伴うパフォーマンスの低下を意識した場合、非常にプロ意識が高い決断だと思います。

安室ちゃんも百恵ちゃんも、全盛期の人気は共に凄まじく、今現在活躍している日本のスターやアイドルに比較出来る存在はいないと言えるでしょう。

私のような三下が安室ちゃんや百恵ちゃんを語るのはおこがましいですが、二人の引退は似て非なるものであるという思いがあり、僭越ながら記事にさせて頂きました。

最後になりますが安室ちゃん、今までお疲れ様でした!

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

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