最近、巷で耳にするようになった「ソロ社会」という言葉ですが、具体的にどういうものか皆さんはご存知でしょうか?
何となくの意味でしか理解していないという方が比較的多いかと思います。
また、超ソロ社会という言葉まで生まれており、今後の私たちの生活の中に深く浸透しそうな言葉なんです。
そこで今回は、「ソロ社会」という単語の意味をわかりやすく説明していきたいと思います。
ソロ社会ってどういう意味なの?
今となっては、少子高齢化より深刻な日本のソロ社会化などと言われていますが、そもそも「ソロ社会」とは一体どのような意味なのでしょうか??
ソロ社会についてわかりやすく説明すると、
独身者で溢れた社会
のことですね。
ちなみに、この独身者の定義についてですが、何も結婚していない方だけでなく、1回結婚して離婚された方も含まれますし、高齢者でパートナーと死別された方も独身に含まれます。
要するに、過去の婚歴云々は関係なく、現在独り身で生活している人達全てを指しています。
ソロ社会の由来は??
コチラは何となくイメージできるかもしれませんが、
ソロとは
歌唱・演奏・演技などを一人で行うこと。
引用:コトバンク
という意味ですので、
ソロ(一人)で社会生活を送る人という意味合いで、「ソロ社会」という単語が生まれました。
なんとなく単語の意味や由来はわかっていたけど、実際はどうなの?という方も、少しスッキリしたのではないでしょうか?
2035年に日本人の半分が独身ってマジ!?
コチラはちょっと衝撃的なデータかもしれませんが、博報堂や慶應義塾大学の調査では、
2035年には人口の半分が独身者
という衝撃のデータがはじき出されているようです。
先ほど「ソロ社会」の定義については説明しましたので、ここでいう独身者は「婚姻歴」のある方も含まれるというのはお分かりでしょうが、
人口の半分って凄い比率だと思いませんか??
たしかに、昔は結婚しても数年で離婚するなんて芸能人カップルぐらいだった話が、今では一般の方でも若い人を中心に数年で離婚もしくは別居生活を送るのが当たり前の世の中になりましたよね?
また、婚姻率も年々減少しています。逆に初婚年齢は右肩上がりですよね?30代でようやく結婚なんていうのが当たり前になりました。
それと、熟年離婚が増加したことも、今回のデータがはじき出した驚異的な数字に影響を及ぼしているのは間違いないでしょう。
加えて、核家族化の影響も顕著です。
かつては息子もしくは娘夫婦が高齢の両親と同居し、面倒を見るというのが一般的でしたが、その傾向は年々減り、独居老人の数は現在でもかつてと比較にならない程の数です。
なお、ある方の発言によれば、
日本は高齢化社会と言われていますが、高齢者の人口よりも独身の人口の方が多い。2035年は、独身の方は4800万人ですが、高齢者は4000万人に達していません。
との事。
つまり、高齢化社会とソロ社会の両方の問題に向き合っていかなければいけないというわけです。
では、ソロ社会の何が警告されているのか??というと、
高齢者になった時に果たして一人で生きていけるのか?
というのは懸念されています。
他にも「ソロ社会化」が及ぼす影響は私たちの暮らしを大きく変えますので、何も独身者を減らすというわけではなく、ソロ社会で一体世の中がどう動くのか?
それによって、また新しいマーケットが生まれたりしますので、今後は時代に沿った対策などを考えていく必要があります。
※結婚問題に関する記事はこちら※
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
しまじろう
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